こんにちは、インバウンドファクトリーです。
過去最高の訪日外国人数を記録した中で、今年は例のウイルス問題が影を落としています。

目に見えない敵との戦いは長期戦の様相を見せておりますが、感染や被害が大きくならないよう、またインバウンド市場への影響が大きくならないようにと願うばかりです。

暗いニュースに触れていると、ますますビジネスの先行き不安が増してきます。取引先の業者からは、「外国人来なくなっちゃうんじゃないの?」と電話がかかってきました。

外国人よりも、日本人のお客様の来店が減っていませんか?

先日、政府が公表した基本方針によって、大型イベントの開催が延期や中止となるケースがあります。
また、時差出勤やテレワークを推奨する会社もこれから増えてくるでしょう。

訪日外国人の状況以前に、日本人の出足が鈍っているという事実を認識した方が良さそうです。

このような状況でも、ありがたいことに日本を訪れて観光している外国人が大勢おります。外国人顧客が一時的に減少することはあっても、インバウンド市場はゼロにななりません。

そして今、外国人からとにかくよく聞かれる質問があります。

弊社には外国人相手の接客を専門としている販売員、事務員、また外国人を接待する立場にあるツアーエスコート、添乗員、通訳、通訳案内士など様々な職種のメンバーがおりますが、スタッフの大半が、最近特にこの質問を受けています。

どうして日本人はマスクをしているのか?


この質問、毎日のように外国人から聞かれています。

長いフライトを経て、日本に到着してひと安心、だけど一番びっくりしたのは、どこを見ても、
街を歩いている人がマスクを着用していること とおっしゃる外国人が多いです。

「あのウイルスに怖れて、みんなマスク着用しているの?」とも聞かれます。

どう答えましょうか。この質問の答えは、ひとつではなさそうです。

日本人には当たり前が、外国人にとっては不思議で新鮮な光景。

日本人やアジアのいくつかの国にとっては、マスクを着用することも、マスクを買い求めることも当たり前の光景ですが、多くの外国人にとっては、とても不思議に見えるようです。

最近、世界的に大きな問題になっているウイルスによる影響もあるでしょうが、その前にまず、マスクを着用する理由について説明しておきましょう。

そもそも、日本人は一年中マスクを着けているのでしょうか?​

一年中マスク着用されている方もいらっしゃると思いますが、一般的には、寒い冬の時期から春にかけてマスク着用している方が大半ではないでしょうか。

冬から春にだけ、マスク着用率が高くなる事実を外国人は知りません。

一定の時期だけ着用率が上がる事を聞かされると、”日本人は一年中マスクがお好き” と思っていた外国人には驚かれることが多いです。

ツアーガイドとして外国人を観光案内する場合には、例えばこんな話もします。

”日本には四季があります。冬から春にかけて気温が上昇するにつれ、次第に雪解けも進んでいきます。真冬のコートから薄手のコートへ、人々の装いが変わっていくように、樹木も季節によっていろんな姿を見せてくれます。

そして、一部の樹木においては花粉の飛散量が春に顕著になります。地域によって時期は前後しますが、2月から3月にかけてスギ花粉の飛散が始まります。日本人の2割から3割ぐらいが花粉症に悩まされていると言われています。”

花粉症以外にも、感染予防や保湿、その他の様々な理由でマスクをしているという説明をしています。

「◯◯のためにマスク着用しています」は日本人目線の説明文

時節柄、デパートの店先や飲食店などで、店員がマスク着用していることをお客様に対して説明している文章を見かけます。日本語だけでなく他言語の説明書きが入口に用意されています。

残念ながら、その説明文をさほど気にしていない外国人もいらっしゃいます。

なぜなら、接客にあたる日本人こそが、接客時にマスクを着けていることを気にしているからです。

外国人は、日本人がマスクをしていること自体に、来日した瞬間からビックリしています。日本人は店の中でも外でも、どこでもマスクをしていると思っています。お客さんも店員さんも、日本では皆とにかくマスクを着用しているのね、と思っています。

マスク着用してなるべく英語を使わずに外国人と上手にコミュニケーションするには?

マスクを着けた状態で接客することに対して、お客様に申し訳ない気持ちがあることを表現している説明文からは、日本人ならではの気遣いや優しさが感じられます。

いざ接客となると、マスク越しにお客様と会話するのは、声がさえぎられて、なかなか容易ではありません。ことさら外国人相手となるとハードルが上がってきます。

いつも以上にはっきりとした英語で、声量を上げて、正しい発音で話す必要があります。いつもの声量では、相手にはなかなか伝わりにくいのがマスクの弊害です。

では、このようにマスクを着用している状況では、どうやって外国人とコミュニケーションを取れば良いのでしょうか。

おもてなし術!外国人にはビジュアルで説明できるように準備しておく。

もともと英語があまり得意ではないのに、マスク着用して、ますます英語が伝わりにくい状況です。地道に勉強を続けて行くことが王道の解決法ですが、結果が出るまでには時間がかかりそうです。

濃厚な接触があまりオススメされていない最近の状況を考えると、ますます接客が難しいです。

それでも、やり方はいろいろあります。例えば、このような方法はいかがでしょうか?

◯店先に看板を出しておく。
飲食店の場合;メニューの写真と簡単な英語の説明書きを出しておく。
店舗の場合;取扱い商品やサービスの写真と簡単な説明書きを出しておく。
      実物やサンプルがあればさらに効果があります。

◯支払い方法を明確に提示しておく。
支払方法が現金のみの場合には、そのように事前にお知らせしておくことも大切です。


現金のみは、英語で 

CASH ONLY

キャッシュ オウンリ と読みます。

飲食店の場合なら、店内のメニューをいくつか英語にしておくことをオススメします。もし、英訳が難しいようであれば、メニューの写真と食材の英語だけでも親切です。

とにかくポイントは、パッと見てわかるもの、ビジュアル=視覚に訴えるものを用意しておくことです。

無料の翻訳ツールなど、今あるものをフルに活用してみてください。

外国人が来店した時に、困ったことは一度もありませんでしたか?

今後、外国人のお客様に満足していただくために、今準備できることは何か見つかりませんか?

きっと何かひとつでもあるはずです。あの問題が落ち着きを見せて、また外国人が戻ってくる将来のため今のうちに備えておきましょう。何をどうやって準備すればいいかわからないなら、一人で悩むのはもうやめにしませんか?

まずはどんなことでもご相談ください。

現場を誰よりも理解しているインバウンドファクトリーはあなたの味方です。

うがい、手洗い、そしてインバウンド対策、どれも大事なことです。

正しい知識を得ながら、将来に向けて今できるインバウンド対策を講じておくことが大切です。

インバウンドファクトリーは、現場で頑張っているあなたを引き続き応援していきます。


こんにちは、インバウンドファクトリーです。
大きなイベントを控えている関西では、少し緊張感が高まっている様子です。今朝はゲストを迎えるために世界的に有名なホテルへ向かいましたが、フロントに入るのにもひと苦労、セキュリティが厳しくなっていることを実感しました。

htllobby

さて、以前にもお伝えしましたが、昨年、2018年の訪日外国人は過去最高の3100万人を超えました。地方都市においても外国人を見かけない日が無いぐらいの、年中お祭り状態の日々です。

こんなにいっぱい来日している外国人の皆さん、一体どこで髪を切っているのでしょう? 

そもそも、日本で美容院やエステやネイルサロンに行ってみたいのでしょうか?

外国人は日本で髪を切りたい、エステやスパにも行きたいけど…


長期滞在の外国人はもちろん、短い滞在においても、特に女性は、日本の美容院やエステ、スパ等に行ってみたいと思っている方はいらっしゃいます。

旅の思い出に、せっかくだから綺麗になってみたいと思う気持ちに国境はありません。

あなたが付いてきてくれるなら安心だから、観光の予定を一切取りやめにして、美容院に行きたいわ!」という展開になるわけです。


外国人だけでは、なかなか行動に出にくいようです。そこには高い壁があるからです。

外国人が美容院・エステ・スパ・ネイルサロン・整体等に行きたくても行けない理由とは


・日本語がわからないから怖い
・システムがわからない
・美容院の料金の相場がわからない
・サービス内容がわからない
・実際に支払う金額がわからない
・トラブルの対処法がわからない
・とにかく何が起こるかわからないから怖い



shampoo


これらの悩み、外国人を受け入れるあなたにそっくりそのまま置き換えられませんか?

・外国語がわからないから怖い
・システムが説明できない
・美容院の料金について説明できない
・サービス内容が説明できない
・実際に支払う金額が説明できない
・トラブルの対処法がわからない
・とにかく何を要求されるかわからないから怖い


いずれの悩みも、外国人接客に慣れているプロがついていれば最強
です。
どんなことでもお気軽にご相談ください。
では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

まずは看板を見直してみませんか? 


外国人観光客から、こんな話を聞きました。
街で見かけたおしゃれな外観のカフェに入ろうと、ドアを開けたら、
美容院だった...と。


こだわった外観の美容院、確かに喫茶店と区別がつきにくい店舗もありますね。通りすがりの外国人を集客してみたいあなた、美容院と気づいてもらうために、まずはひとこと、このような表示を出してみてはいかがでしょう。

美容院は英語では何と書く?


Hair Salon ヘアサロン
Hairdresser ヘアドレッサー
Beauty Salon ビューティーサロン

などがおすすめです。


ちなみに、ケンブリッジの無料オンライン辞書によると、beauty salon とは、髪、顔、体を対象にした施術を行う施設を意味しています。

headspa

美容院、エステ、スパについてはこの表記を出しておけば、カフェと間違えて入店してくる外国人の問題がすっきり解決しますね。

合わせて、サービス内容と料金についても、英語で説明できれば理想的ですね。事前に準備しておけば、いざという時にも焦ることなく、落ち着いて接客にあたることができます。

あなたの店舗に合わせたサービス内容や提供の仕方、接客の仕方など、
インバウンドファクトリーでは丁寧にサポートしていきます。

素敵な外観のbeauty salon ビューティーサロンで、外国人のお客様にも、日本人顧客に提供しているのと同じように、高い技術とサービスでおもてなしできたら、幸せなことですよね。

hairdressed

インバウンドファクトリーは現場でがんばるあなたを応援していきます。


明日から使える外国人集客や接客のヒントを探しているあなた、
7月4日のセミナーでお会いしましょう!

先着順!10名限定!のセミナーです。
《完売御礼》受付終了!お申し込みありがとうございました!


皆様のご参加をお待ちしております。

詳細はこちらでご確認ください。


こんにちは、インバウンドファクトリーです。

6月にはいつも梅雨にまつわる話を、外国人に紹介しています。

この季節に鮮やかな色で楽しませてくれる紫陽花や、雨にまつわる表現が豊富にあることなど、お天気ひとつとっても、話題は尽きることがありません。

hydrangea

雨の季節を乗り切るには、雨具が必需品となりますが、雨具のデザインや種類が多いこと自体が喜ばれることもあります。

とりわけ、軽量な日本の折りたたみ傘は人気のお土産品なので、この時期の必須アイテムとしておすすめしています。


おもてなし術セミナーin大阪

梅雨の時期に外国人観光客からよくあるリクエストとは


雨が降っていると、予定されていた屋外の観光ではなく、プランを変更したいと外国人からリクエストが入ることもよくあります。

事前に予定していた場所を訪問していただきたいのはやまやまですが、外国人のおもてなしの場面では、時には臨機応変に対応せざるを得ないこともあります。

先日の行程では、屋外の散策が入っていましたが、雨足が強くなってきたので、通りすがりで飲食店に入って小休止することになりました。

外国人がそのお店を選んだのには、外国人客を意識したこの看板があったからでした。

「English Menu Available!」


「英語メニューあります!」と書かれている看板でした。
英語メニュー が用意されているので、お店の方に対応をお願いして、
しばらくの間お客様のもとを離れることになりました。


英語メニューありますの表現はこの他にもあります。

We have English Menu
English OK!

などもよく目にします。

外国人目線にこだわったインバウンドファクトリーでは、より外国人になじみがあると思われる、こちらの表現をおすすめしています。

「英語メニューあります」は、English Menu Available


available は日常会話でもよく使われている単語です。利用・使用できるという意味で、アヴェイラブルと読みます。

English Menu Available の読み方は、
イングリッシュメニュー アヴェイラブル となります。

覚えておくと便利な表現ですが、英語アレルギーさんには、
これより簡単な English OK! でオッケーです。
さて本題に戻り、先ほどのお客様の話。

英語メニューがあるお店で、さぞかしリラックスした時間を過ごしているにちがいないと思っていた最中、お客様から電話がかかってきました。

「すぐにお店に戻ってきてほしい」とのことで、大急ぎで戻ってみたところ...

あなたのお店の英語のメニュー、外国人に伝わる表記になっていますか?


英語のメニューは確かに存在していました。
しかし、その内容が外国人に伝わることのない表記となっていました。

メニュー翻訳では、使用している食材を明記する


日本人ならば誰もが知っているメニュー、そのままアルファベット表記にしただけでは謎でしかないメニューがたくさんあります。

例えばしゃぶしゃぶ。


shabushabu

SHABU-SHABUの表示で理解できる外国人もいらっしゃいますが、使用食材や調理法を明記しておいた方が親切です。

そうすることで、外国人は内容を理解した上でオーダーできます。
お店からお客様に説明する手間を省くことができ、英語が苦手なスタッフさんにも安心です。

さらに、勘違いやトラブルを未然に防ぐことができるので、飲食店と外国人の双方にとってストレスが軽減されます。

外国人にリラックスして食事を楽しんでいただくことで、さらにインバウンド対応が楽しくなってくることでしょう。

外国人観光客

先日、スタッフが目にした残念な英語メニューには、食材も調理方法も明記されておらず、わかりにくい複雑な表示となっていました。

日本人目線で作った英語メニュー、実は外国人には意味不明のものが結構あります。外国人目線で見直してみる必要がありますね。

oshinagaki

どこをチェックすればいいのかわからないあなた、
ぜひセミナーに足を運んでください。


本当にあった残念な英語表記の実例については、
セミナーで詳しく解説したいと思います。


7月4日大阪のセミナーでお待ちしていますね。


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おもてなし術セミナーin大阪



こんにちは、インバウンドファクトリーです。

新しい令和の時代が始まりました。改元と大型連休の期間は、どこも観光客で賑わっていましたね。例年よりも長いゴールデンウィーク、外国人を見かけることも多かったのではないでしょうか?

reiwagannen

外国人が日本に来てみたい時期とは?


いつかは日本に行ってみたいと、日本へ旅行を計画している外国人の皆さんは、できれば春、そして願わくば桜を目指している方がやはり多いようです。日本全国の桜を求めて、外国人を乗せた貸切バスを見かける頻度も増えてきていますよね。

日本人にとっての桜


桜の時期になると、通い慣れた道沿いの桜の蕾がほころび始めたり、遠くの山を眺めてみれば、新緑の中にちらほらと淡いピンク色の桜が顔を出したり...

日常の風景にほんの少しの桜がプラスされるだけで、気持ちまでプラスされてパッと明るくなるのは筆者だけではないはずです。

年に一度だけ、出会いと別れの時期に開いて散っていく桜。それぞれが持つ桜の思い出とリンクして、より愛おしく感じてしまいます。

外国人が求める桜


先月ご案内した外国人観光客から、「この景色が見てみたい!」と一枚の写真を見せていただきました。

外国人がよく使っている神アプリに載っていた、美しい桜の写真でした。外国人の多くが求めているのは、写真と同じ満開の桜。

満開の桜が見たいから、咲き始めや散り始めでは、物足りない。日本に来たからには、やはり満開の桜を見て100パーセント満足したいと思うのは当然かもしれません。

お花見しても、花より団子は万国共通。お腹はすいてくるわけで、ランチ場所をリクエストされました。

hanami

外国人が飲食店を探す方法は?


来日した外国人の皆様に聞いてみました。
「飲食店をどのような方法で見つけましたか?」


・友達や知人からすすめられた。
・ホテルのフロントやコンシェルジュに教えてもらった。
・観光案内所で紹介してもらった。
・ホテルに置いてあったチラシを見つけた。
・ガイドブックに載っていた。
・ブログで見つけた。
・SNSで見つけた。

他にもいろいろなパターンがありそうですが、一番多い回答はこれでした。(弊社スタッフによる小規模のリサーチです。)

・トリップアドバイザーで口コミを見た。


国や地域によって、検索の方法は異なってきます。SNSの種類についても当然異なった傾向があります。

皆様がターゲットにしている顧客層を考えた時、よく使用されているSNSをリサーチしてみることは、外国人の集客を考えていく中で、とても意味のあることです。

日本人も外国人も同じように、SNSサイトや旅行や飲食店の情報に特化したメディアやアプリで検索、そして口コミ情報をチェックしてから、飲食店にたどり着いているという声が多く寄せられました。

日本人にはおなじみの◯◯ログや◯◯なびがありますが、外国人が日本を旅行する際に、旅行中に頻繁に使っているアプリとしては、トリップアドバイザーが人気のようです。

外国人から、口コミで評価の高いお店や施設に行ってみたいとリクエストいただくことが多いです。

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外国人受け入れたくないお店にも、外国人はやって来る 


できればうちの店に来てもらわなくても大丈夫、と思っていたから、外国人を受け入れる体制ができていない。

できれば他店に行ってもらいたいから、日本語の看板しか出していない。

それなのに、外国人がいきなり来店して、泣く泣く接客したという店主の相談を受けました。店主を一番困らせたのは、入店した外国人に食べられない食材があったからでした。

外国人客からメモを見せられて、そこに書いてあったのは、

「私はベジタリアンです。肉と魚を食べません。」


お店に入る前ならば、どうにか断ることもできましたが、お客様はすでに店内で着席してくつろいでいます。

salad

外国人の食事制限とはダイエットの話のみならず


インバウンドの現場で、お客様が摂取しない食材が存在することを、「食事制限がある」と表現しています。食事制限という言葉から、減量を目的としているかのような印象があるかもしれません。

飲食や宿泊施設や旅行サービス業の皆さんが普段使っている一般的な用語です。何らかの理由で、 食べない・食べられない食材があることを意味しています。

食べない・食べられない食材があるのは、日本人も外国人も同じです。

近年の訪日外国人数の増加に伴い、外国人の受入環境が整っていない飲食店にも、待ったなしで外国人が来店しています。外国人と飲食店にまつわる事案が、頻繁に取りざたされるようになりました。


wagyu

外国人の食事リクエストに対応できていますか?


食事を提供しているホテルや旅館や飲食店で、有名店や一流店と評されている施設においても、外国人の食事制限について、必ずしも十分に対応できているとは言い難い状況です。

外国人の食事制限の理由とは


日本人相手ならば、さほど聞かれなかったリクエストが、外国人から聞かれるのは、訪日外国人の数が増えているという大前提があります。

世界中から、日本食を食べたことの無い外国人が日本に来て、食事の場面で戸惑ったりしています。

アレルギー等の健康上の問題があったり、宗教や思想信条などが背景にあったり、様々な事情により召し上がれない食材がでてきます。

ここまでお読みいただいて、外国人の受け入れをコワくなったあなた、心配しないでください。 

おもてなし術;外国人の食事制限に対応するコツ


車の運転に例えるなら、初めての場所を運転する時、前方に何があるか把握できていない状況では、ちょっと不安になることありませんか?

インバウンド対応もそれと同じことです。

ポイントをおさえれば、なんの心配もいりません。

ポイントは、実際に召し上がらない食材を具体的に聞き出すことです。


ベジタリアンの場合、肉と魚に加えて、卵や乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター等)が食べられるのかどうか把握する必要があります。

さらに、フルーツや豆類、匂いの強いネギやニラやガーリックなどの五葷(ごくん)を召し上がらない方も、ごくまれにいらっしゃいます。

ベジタリアンと言っても、いろんなパターンがあります。

具体的に食べない・食べられない食材を聞き出すには、
イラストや写真をお見せするのがおすすめです。

あまり英語を使わないで確認できる、
誰でもすぐに実践できるおもてなし術です。

hug


外国人が来るたびに必ず食事制限が起きるわけではありません。

なんの問題もなく、満足していただける外国人が大勢います。


オイシカッタデス!アリガト!と満面の笑みで外国人からギュッと握手されたり、ハグされたり、そんな展開もあります。

SNS投稿がきっかけで、気がついたら、外国人に接客することが当たり前になっているかもしれませんね。

口コミを増やすための具体的な方法については、またお話させていただきたいと思います。

誰よりも、訪日外国人の生の声を数多く聞いてきました。
インバウンド対応、現場を知っているプロにご相談ください。
インバウンドファクトリーは、現場のあなたを応援しています。





おもてなし術セミナーin大阪


外国人観光客

こんにちは、インバウンドファクトリー です。
今回は、外国人観光客が入店したくなるお店になるために、外国人リピーターはどんなことに関心があるのか、どのような英語メニュー表記にするとわかりやすいのか、おもてなしガイドの経験をふまえてご紹介します。


おもてなし術セミナーin大阪



外国人リピーターからピンポイントのリクエストには、臨機応変な対応を


先日お会いしたお客様は、以前はバス利用の団体ツアーに参加していたようですが、数年前からはLCCを利用して、毎回3~5泊で頻繁に来日しています。

リピーターさんは、目的地がはっきりしていることも多く、「あの店でこれが食べたい」「あの店のあれが欲しい」というようなピンポイントのリクエストが入ることもしばしば。

滞在中に、友達のオススメの場所に行きたいと希望が出たり、訪問地の追加や変更が入ったりすることもよくあります。臨機応変に対応することが、おもてなしガイドの現場に求められます。

期待値が高いリピーターには、高品質のサービスを提供し続ける
リピーターが指名するお店


何度も日本に来ているからこそ、過去のサービスと比較の対象になります。飲食店などお店への期待度も高くなってきます。

リピーターさんに満足していただけるような、安全かつ快適、上質のサービスを提供し続けていくことも、外国人観光客おもてなしに関わる私たちにとっての課題です。

外国人リピーターが食べたい季節物のアレ。


寿司

何度も来日されているリピーターさんは、この時期にしかお目にかかれないもの、この時期限定の食べ物などもよくご存知です。

例えば、このリピーターさんは、
年に一度は馴染みのお寿司屋さんでウニとイクラを食べたい!
冬にしか味わえないフグを食べたい!
というのが今回の来日の目的のひとつでした。

東南アジアの黒船さんの、来日目的は日本食と買い物


食と買い物への関心は、日本人が思っているよりもはるかに熱く、もはや国境を越えております。リピーターさんにとっては、日本は「とても心地の良いご近所さん」という認識です。ちょっとそこまで、お目当の食事やアイテムを求めて、気軽に来日していらっしゃいます。

外国人が食べたい「トンカツラーメン」とは?!


来日してまず、「最初に召し上がりたいものは何ですか?」と尋ねたところ、

トンカツラーメン!」と元気な返事をしたのは初来日のお友達。

困ってしまいました。
私はそのようなものは食べたことがありません。


さて、どう対応しましょうか?

インスタやブログで取り上げられた実在するメニューかもしれないので、対応するために詳しい情報が知りたいところです。トンカツラーメンについてもう少し聞いてみたところ、このような説明がありました。

・クリーム色した濁っているスープ。
・博多で食べて以来、必ず食べている細麺のラーメン。
・ラーメンの上にはチャーシューがのっている。
・揚げた豚肉のカツレツはのっていない。


整理すると、つまり、彼らが食べたいというトンカツラーメンというのは、トンカツでもなく、トンカツがのったラーメンではなく、豚骨ラーメンでした。
(トンカツラーメンを提供しているお店もあります。)


”トンコツ” を ”トンカツ” と混同しているようです。音が似ていますから、勘違いしてしまったのでしょう。

この状態で、もしも目の前に、”TONKATSU” という看板をみたら、待ってましたとばかり、迷わず入店されることでしょう。

例えば、こんなシーンが展開されるのでは?

~~~ここは、とあるトンカツ専門店~~~

東南アジアからの観光客が、TONKATSUの看板を見つけて、喜んで入店してきました。彼らは、この店でお目当の豚骨ラーメンが無いことに戸惑っているようです。トンカツ=豚骨と勘違いしているのですが、この時点では、勘違いに誰も気がついていません。

この後、どんな事態が起こり得るか考えてみましょう。

1.どうしてラーメンがメニューに無いのかと英語で詰め寄る外国人。
2.ラーメンが無いことを、スムーズに説明できないスタッフ。
3.よくわからないけれど、機嫌を損ねて帰っていく外国人。
4.よくわからないまま、お水と使用済みのおしぼりを片付けるスタッフ。


どうでしょうか?

勘違いや認識違いによるトラブルは、いつでも、どこでも起こり得ます。外国人観光客が増えているので、飲食店でこのような事例の報告が急増しています。

では、どうすれば、このような事態を事前に防ぐことができるでしょうか?

勘違いによるトラブルを事前に回避するにはメニュー写真が有効


豚骨ラーメン


勘違いや認識違いによる外国人とのトラブル、できれば避けたいですよね。
できれば、英語を話さずに、トラブル回避したいですよね。
ならば、一番カンタンな方法は、メニューの写真を出しておくことです。


店前に食品サンプルなどのディスプレイがあれば、外国人のお客様にも理解していただけるはずです。さらに写真があれば、目で見てわかりやすいので、言葉の壁も心配しなくて大丈夫です。英語アレルギーさんには特におすすめです。

では、豚骨ラーメンを説明する場合を考えてみましょうか。

ラーメンの写真とTONKOTSU RAMENの表記で完璧ですか?


豚骨ラーメンが豚由来のスープであると理解しているお客様には、こちらの対応で十分なのでしょう。

ただし、ムスリムのお客様を対応するには、これでは不十分な場合もあります。スープが白濁していると、クリームシチューのように、牛乳が使われているクリーム系のスープと理解してしまう方も結構いらっしゃいます。

豚骨が原料に使われていることを知らない外国人とのトラブルの事例も、最近よく聞こえてきます。東南アジアからのお客様が増えているので、ムスリム対応も数年前から必要性が上がってきています。

豚骨スープはPORK BASED SOUP や PORK BONE STOCKと説明する


豚骨ラーメンはPORK BASED SOUPやPORK BONE STOCKであることを、英語翻訳をひと言書き添えると、豚由来の食材を摂取されないムスリムのお客様などにも、とても親切な表現と言えます。

豚骨ラーメンならば、
「TONKOTSU RAMEN - PORK BONE STOCK」 こちらでいかがでしょうか。

メニューは全部英語に訳した方がいいのか?


外国人が思わず入店したくなるメニュー

それでは、メニュー全てを英語に訳す必要がありますか? とよく相談を受けることがあります。

お店のメニューが膨大で、例えば50~100以上だったり、かなりの選択肢があったりしたら、全部英語に訳すのは、時間と労力がもったいない気がします。

あなたのお店が、メニューが多いことを売りにしている場合は、ぜひ全部英訳してください。

メニューが多いことが来店された理由なのかもしれませんし、選択肢から選ぶということが重要なコンテンツとなります。

外国人が思わず入店したくなるメニューをセレクトする


一般的には、外国人に喜ばれるメニューのみを選んで英訳することをおすすめしております。外国人に好まれるメニューとはどういうものであるかが重要なポイントになってきます。

合わせて、表現方法にも工夫が必要です。看板とPOPでは書き方のコツが違ってきますので、これはまた別の機会に紹介したいと思います。

英語に訳さなくても通じるカタカナメニュー


一方、「トンカツ」の場合はどうでしょうか。この言葉は英語に訳さなくても、そのまま通じることが多いように思えます。

寿司やラーメンと同じように、日本食を知っている方であれば、欧米の方もアジアの方にも「トンカツ」で通じる場合がほとんどかと思われます。

カタカナで通じるメニューは他にもあります。


スシ、テンプラはもちろんのこと、カツドン、ヤキトリ、テリヤキ、テッパンヤキ、などはそのままで通じることが多いです。

ただし、外国人が過去に見たり聞いたりして記憶している名前が間違っていることもよくありますので、要注意ですね。

もし英語で説明するなら、「ポークカツレツ」が一番カンタンな表現でしょう。より丁寧に説明するならば、ポークカツレツ pork cutlet の他にも、breaded pork cutlet や deep-fried pork cutlet というように様々に英語表記できます。

外国人にも日本人にもわかりやすい、カンタンな英語表現にすること


発音しやすく、聞きやすい表現にしておくことは、外国人のお客様のみならず、接客にあたる現場スタッフさんにも優しい方法なので、とても喜ばれます。

スムーズにコミュニケーションできる手助けになりますので、英語アレルギーの方にも、ストレスが軽減されて、働きやすい現場になりますよね。

具体的なメニューの表記の仕方や表現方法については、また改めてお話できればと思います。

インバウンドファクトリーはこれからもずっと、現場でがんばっているあなたを応援していきます!


現場からインバウンドを盛り上げることが大事なことを、仲間の私たちが一番感じています。

これからも一緒に頑張っていきましょう!




前回ご好評いただきました「外国人おもてなし術セミナー」の追加開催決定いたしました!

大阪梅田 2019年7月4日(木)17時30分開始
事前お申込み受付中!(定員10名様)


当日は、外国人観光客の生の声を誰よりも知っている、訪日外国人を30,000人以上、200ヶ所以上の観光地に案内した経験をもつ外国人おもてなしガイドの専門家であり、インバウンドファクトリーの代表の冨山が登壇します。
参加者だけが知ることができる、外国人おもてなしの極意が満載のセミナーです。外国人接客術を知りたい方、奮ってご参加ください。
外国人おもてなし術セミナーの詳細はこちら


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