「新型肺炎の影響で先が見えない」とは言え、必ず戻ってくる訪日外国人観光客

新型コロナウイルスの影響が拡大するに伴い、各国から渡航延期や中止などの厳しい勧告が発令されています。インバウンド市場の今後を心配されている方々の不安の声も上がってきています。いつまで続くのか先が見えない状況にありますが、いつか必ず訪れる明るい光を待ちながら、今できる対策を少しづつでも前に進めていきたいものです。

このような状況においても、実際に来日している外国人もいます。先週はロシアからの団体客と京都の龍安寺で出くわしました。さらに先日、特急電車の車中で60代ぐらいのオーストラリア人夫婦と出会いました。せっかくなのでお話を伺ってみました。

ご主人はお仕事で何度か来日経験があり、今回は奥様を連れて旅行中。聞けば、オーストラリアにいても日本にいても感染するリスクはあるので二人での旅行を楽しみたいと、出発前に延期することは考えなかったとのこと。そして、来日してから快適に過ごせている理由があるからだと。

「日本は衛生面でとても信頼している。臨時閉館している施設があること以外は特に問題も無い。」

九州から中国地方、さらに関西から北陸へ、どこも混んでいないのでそれなりに楽しんでいらっしゃるご様子でした。外国人の最新の声を紹介させていただきました。(注:オーストラリアから渡航禁止の発令が出される前の出来事です。)

こちらのご夫婦はローカルガイドを一切雇わずにインターネットの情報だけを頼りに旅行しているとのことで、山のように質問を受けました。WEBや紙媒体ではなく、生の情報に飢えているようでした。(やはり、日本人とマスクのことを質問されました。)
とても興味深い質問や発言をされておりましたので、また機会があればご紹介したいと思います。

諸外国からの観光客は減少傾向にありますが、例えば、近隣各国の中国語圏のお客様についてはどうでしょうか?

中国からの団体旅行が制限されて以降、本土からは特に激減しております。私自身が担当している中国語の語学講座は延期となりました。また、企業での出張研修も一部延期となりました。主に中国人観光客を対象に商売されている方はかなり打撃を受けていたり、今後の不安と焦りを感じていらっしゃることでしょう。早い終息を願うばかりです。

とは言え、中国語を話すお客様も引き続き来日しています。先週末に訪れた天橋立の旅館によると、今回の騒動で稼働率とインバウンド比率は下がっているものの、台湾からの個人のお客様が数組滞在していました。

中国の感染対策についての現状
3月13日0時から24時の一日で、中国国内で新たに感染が確認されたのは18人でした。ひと月前は約2000人だったのに比べるとかなり減っています。また同日、治癒したのは1433人で、治癒率は81.03%に達しました。

メディアでも紹介されているように、3月11日に習近平国家主席が武漢を訪問して「収束ムード」が中国全土に広がっています。中国のネットのニュースでも中国の主要都市のホテルは稼働率が6割になり、広東などの大都市では75%を超え、深圳の飲食店では普段の客数の4分の1から3分の1まで回復していると伝えています。

武漢以外の湖北省の各地域でも、生産再開や外出OKの準備をするようにとの告知がありました。さらに中国人民銀行は3月16日から「預金準備率」を下げると発表しました。これは企業の資金繰りを支援する狙いがあるとされています。

完全に終息するにはまだある程度の時間がかかるとしても、このように明るい材料が出てきたことも知っておかなくてはなりません。

中国の一般庶民は今・・・
データを基に、分析し判断し、そして行動するのはもちろんのことです。でも目で見える実情はどうなのか?一般庶民はどんな状況なのか?中国にいる知り合いからメールが来ました。「中国人全て毎日どこにも行かず家でニュースを見ている」とのこと。文脈から「いらだち」がうかがえました。

騒動が落ち着いたら、中国人が始めたいことは何でしょう?
この数か月間、外出がままならなかった中国人は、この騒動が落ち着いたら、何を始めるでしょうか?
ずっと籠の中の鳥だったわけですから、自由に羽ばたきたいですよね。すなわち我先にと旅行に出かけるのではないでしょうか。その行先は? やはり近くて行きやすい国…日本が候補に上がってきます。

訪日外国人の過半数は中国語圏
昨年一年間に日本を訪れた外国人観光客は3118万人。中国本土からはおよそ950万人、台湾と香港を含めると1677万人を超え、訪日外国人の過半数が中国語を話すお客様だったことが数字から明らかになります。

一人当たり買物額は中国人が突出して高い(観光庁訪日外国人消費動向調査)

それだけ多く来ている中国人観光客が買い物に使ったお金はいくらかというと、昨年は総額で9,366億円、一人あたり約10万9千円を買い物に使っているのです。かつての「爆買い」ほどではありませんが、これは依然として言わずと知れた大きなマーケット! 大都市で大型店舗で団体がお買い物というトレンドから、ありとあらゆる地域で店舗の規模を問わず、家族や個人で買い物という傾向に移りつつあります。

外国人を受け入れたくないお店にも、外国人はやって来る。
今回の騒動が落ち着いた暁には、中国本土からのお客様も必ずや日本に戻ってきたいと思っているはずです。
正直言って、できれば外国人をあまり受け入れたくないと思っているあなたのお店にも、彼らは興味を示して、たくさんの買い物をしたいと思っているかもしれませんよ。ならば、コツをつかんで、なるべくストレスを感じることなく、ラクして外国人相手に商売してみませんか?

中国語をなるべく話さないでラクに接客して、いっぱい買物してもらう!


来日する外国人のうち、中国語を話す外国人が過半数を占めている現実です。今のうちにできることのひとつは、中国人対応の方法を学んでおくことです。中国、台湾、香港だけではなく世界中に中国語を話す人たちがいて、日本に来ては買物や観光を楽しんでいます。

英語も中国語も話せないのに、そんなことが本当にできるのか?
と心の中で思っているあなたには、ひとつだけお伝えします。言葉だけが問題ではありませんよ。中国語はひと言も話さないのに、中国人スタッフがいないのに、中国人がいっぱい買物している場所が日本全国にいっぱいありますよね。そのあたりにヒントが隠されているはずです。

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インバウンドファクトリーは現場で頑張っている皆さんをこれからも応援していきます。
今は我慢の時ですが、冷静に、着実に、できる対策を講じて将来に備えていきましょう。

インバウンドファクトリー講師
中国語圏マーケットスペシャリスト
全国通訳案内士 中国語
由良知子


中国人対応の専門家がやさしく講習します